理数インターと女子部には、それぞれ父母会があり、それぞれ独立したかたちで運営されています。
会報も、それぞれで作製しています。
ここでは、理数インターの父母会報を紹介します。
その名も、『ピタゴラ通信』。現在も用いているコミュニケーション・マークが、「ピタゴラスの定理」をイメージしたものであることから、名付けられました。
創刊は、2011年12月でした。今から5年前ということになります。
当時は、1期生がまだ5年生(高校2年生)でした。
今月、最新号が発行されました。しかも2冊。Vol.12と13です。
校長就任以来、目指す学校像として、「知的で開放的な広場」を標榜している私にとっては、この『ピタゴラ通信』は、心強いパートナーです。
その、ほんの一例を、紹介しましょう。
例えば、vol.12では、生徒・教員・保護者・卒業生からなる「10周年事業実行委員会」の委員たちが一同に会して話し合った「『宝仙未来計画』自由討論会」の様子が巻頭特集です。
また、vol.13の巻頭特集は、「東京大学合格者インタビュー」と題し、今春合格した卒業生とそのお母様に、在校生の保護者と教員がインタビューしました。決して順風満帆とは言い切れなかったユーモアを交えた奮闘ストーリーを読めば、在校生たちにとっては、大学受験に対するリアルイメージが沸くことだろうと思います。
今後も、学校のすべての成員が登場し、すべての成員に読んでもらえるような『ピタゴラ通信』の刊行に期待しています。
2016年10月11日
宝仙学園中学・高等学校
校長 富士 晴英