世界三冠の女子部ダンス部がいよいよフィーチャーされたvol2 。
私見では、部長の関さんはじめダンス部員と顧問氷室さんのひたむきさが直接感じられるような距離感でカメラが入り、
全国大会に向かう緊張感と期待感がvol 3に続くような構成になっていて、vol1のときも思いましたが、よくできているものだなと思います。
実は、カメラが入る前は、カタカナで「オキテ」というと、緩和されながらも、
名門ならではの厳格なルールの紹介という語感なのかなと推察していました。
一方、もともとわたしが感じていた女子部ダンス部の凄さは、
「自治」にあると思っていたので(『できちゃいました!フツーの学校』収録の氷室薫「私たちの部活哲学」参照)、
そのあたりのニュアンスは、どう伝えてもらえるのだろうと気がかりでした。

しかし、杞憂でした。番組の視聴者にとっては、この雰囲気こそが、
今の時代のブカツ強豪校のオキテだと感じていただけたのではないでしょうか。
校長 富士晴英