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校長blog RGB第67回「中学校卒業式」

2024/3/22

会場となった本校のホールには、春光が差し、暖かな室温で、おこなわれました。
そしてなによりも、温かく感じさせてくれる空気がありました。
証書を授与される卒業生全員に、来場の保護者は、最後のひとりまで、拍手を送り続けたのです。

15期生の卒業生のみんな。
これは、当たり前のことではないよ。
これは、いまのきみたちに送られた拍手であるとともに、いま以上の人に成長してほしいという期待の拍手でもあることいを、忘れてはいけない。

感謝の気持ちを持ち続け、いただいたご恩を、自分ができることを探して、お返しできる高校生になっていただきたい。
これからのみなさんの歩みを、楽しみにしています。

校長 富士晴英

※以上のリード文に続き、学年主任の岡田さんからの本文コメントをいただきたいと思います。
岡田さん。どうぞよろしくお願いします。


「15歳のJUNKTION」

JUNKTION(ジャンクション)=分岐点、交流点、ひいては節目

この英単語こそ、昨日3月21日に中学校を卒業した15歳にふさわしいものでしょう。本校理数インターは、中高一貫の6カ年の課程ですから、多くの生徒が内部進学で宝仙高校に進むのですが、そうではない生徒もいます。彼らにとっては卒業式はまさしく人生の「分岐点」であると言えます。そうでなくとも全ての生徒にとって、中学校の卒業は、義務教育を終える「節目」にあたると言ってよいものです。式場で登壇し、校長先生から恭しく証書を受け取る姿には、人生の節目にあることをわきまえた潔さを感ずることができました。

さすれば卒業式の昨日は、私たち担任教師にとって生徒たちの成長を実感した日ということになります。思えばコロナ禍が社会に影を落とす中でスタートした理数インター15期生の中学校生活。あどけない表情に少しの不安をにじませていた生徒たちの顔は、自信を秘めながら前を向くものに変化していたのです。

15歳のJUNKTION。分岐点の先にどんな未来が拓けるのでしょう。
私たちの可愛い教え子に幸多かれと祈って、彼らを見送ったのでした。

3学年主任

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