宝仙学園のホール門にある桜が咲き始めました。
高校女子部、高校共学部、そして中学。私たち教員は毎年3回の卒業式を見届けます。
3年前、コロナウイルスの感染拡大により入学式がオンラインに。そして、その後の授業まで対面は叶いませんでした。
未曽有の事態に生徒も教員も「やるしかない」と歯を食いしばってきました。
誰もが正解などわからなかったのだと思います。
そんなスタートをきった学年がもう卒業を迎えました。
思い通りにいかないことも多かった3年間を締めくくる答辞には「私たちは可哀想なんかじゃない。」「3年間を全うできた。」という希望の言葉で溢れていました。
やっぱり、いつでも気づかされるのは教員のほうだな。と、改めて考えさせられた日となりました。
卒業生のみなさん、保護者のみなさま、本当におめでとうございます。
晴れ晴れした顔を見られて、私もあたたかい気持ちです。
入試広報部 高橋くるみ