授業をもっていないわたしは、朝、正門で生徒たちとあいさつを交わすことと、なにかの拍子に雑談することが楽しみです。
おまけでいえば、中学受験生とのおしゃべり会である、こどもプレミアム相談会も、楽しい。
先日、来月、長崎研修旅行に出発する中学2年生の実行委員たちと雑談していたら、冒頭の問いかけをいただきました。じつは、この問いかけは、宝仙祭に合わせておこなった、おしゃべり会でもありました。
ローテイーンにとっては、接する大人は、家庭と学校(塾も?)がおもな場かもしれないので、これってキャリア教育?と感じつつ、おこたえしました。
「いい学校をつくりたいからです」というのが、わたしの回答です。
もちろん、いま、いい学校になっているかどうかは、わたしが判断することではありません。
ここでも、生徒主体だと思います。
そして、生徒だった青年が、より立派な人物になった未来に、判断していただくものです。
わたしの思ういい学校とは、生徒も教員も、等身大でのびのびしている学校です。
完成度よりも可能性を信じる学校です。
つねに発展途上の学校です。
未熟さも、いたらなさも、隙も、たくさんあると思います。
が、対話を続けていきたいと思います。
理数インターの5年生は、「明日がある」と歌ってくれたらしいので、それを信じます。
校長 富士晴英