11月スタートしました。
英語と数学と国語です。
でも、予備校的な、大学受験に即効性のある学習ではありません。
むしろ、なぜ、学ぶのか、という知的好奇心探究講座です。
もちろん、任意です。
参加するのは、希望者です。
講座案内を見ると、英語は、Steve Jobsの、あの、
Stay hungry,Stay foolish.
のスピーチにトライしようというアクテイビテイです。
これは、わたしもコミットしたいと思い、プレゼンテーションとはなにか?という冒頭スピーチをさせていただきました。
そのときに、宣言しました。
最終回で、わたしのプレゼテーションを、英語で、もう一度おこなうよと。
コロナ禍が鎮静すれば、来年6月に、シリコンバレーに、研修旅行に行く予定の学年です。
そこで、英語プレゼンを実行する予定の学年です。
その実現の願掛けです。
どうか、実現できますように!
校長 富士晴英
第1回の講座の冒頭、富士校長が心掛けている「プレゼンテーション3か条」のお話をいただきました。
その中に、「笑い」という要素が大変大事であるとありました。
海外のお笑い番組を観て、言っている英語が理解できてもぜんぜん笑えない、そんな経験はありませんか?
Steve Jobsのスピーチを聴いている聴衆は、たまに大笑いしていますよね。もしその聴衆の中に自分がいたとしたら、皆と同じところで笑えたでしょうか。
きっと英語を一語一句理解するだけではダメなんです。
このスピーチを様々な角度から読み解き、なぜこのスピーチがこれほど有名になったのか、なぜ多くの人々の共感を得られたのか、など考察することで、自分のプレゼンテーション力向上のヒントになればと考えています。
4学年 担任(英語科)仲村 崇
4学年では、11/1より、国語(月)・数学(水)・英語(金)の3教科で、放課後講座をスタートしました。
この放課後講座は、予備校で行われているような問題演習ではなく、
生徒たちの知的好奇心を刺激するような、
「学びへの内発的動機づけ」を狙いとした内容を取り扱っています。
たとえば、国語では「哲学対話」という講座を設定しました。
「学校ってなんで行くんだろう?」
「しあわせってなんだろう?」
「恋と愛ってどう違うの?」
などなど…答えの1つに決まらない根源的な問いを、みんなで車座になって考え、
話し合い、深める90分。
時には熱く意見が飛び交い、時には沈黙が訪れ、参加者が必死に思考し、自らの考えをまとめようとしていることがうかがえます。
結論は出ずとも、多様な価値観を共有し、思考する過程をたどることが何よりの目的です。
「学びとは本来、楽しく歓びにあふれたものだ」ということを生徒たちに体感、実感してもらうべく、
講座を担当する教員も一緒に学びを深めています。
自分の中の「当たり前」を疑い、それにメスを入れ、自身の価値観を存分に揺さぶってもらえたらと願っています。
4学年主任 橋本真生