こんにちは。
宝仙学園理数インター共学部中学3年のA.N.です。
先日、入学式の前に新入生交流会が開催されました。そのお手伝いをしたときに感じたことをありのままにお伝えしようと思います。
まだ私服で、卒業式も終わっていない小学6年生の後輩たちの表情を初めて見てわたしは思わず苦笑いしてしまいました。緊張して固まっていたり、先生方や(わたしを含む)先輩に急に話しかけられて訝しんでいたり…
過酷な受験をした子達特有の、「受け身の姿勢」がありありと伝わってきたからです。2年前の自分と重ね合わせてしまって、どうにも笑いを堪えられませんでした。
正直に言えば、わたしは宝仙学園に入学した時点ですぐに色々なアクティビティを楽しめる方の生徒ではありませんでした。「なんでこんなことしなきゃいけないんだろう、中学生なのにドミノなんて大真面目にするものなの?」
(それがこの学校のレベルなのだろう)と舐めてかかっていました。
教科理数インターで与えられるミッションは、1、2年のうちはそれが直接的に何かの学びにつながる、というものではないかもしれません。
(「はじめから、トップギアに入れない」by富士校長)
でもここまでの授業を受ける中で、
「みんなで何かをやること」「人の考えや思いを、どうやって汲み取るか」
このような「偏差値に表せない『学ぶ力』を身につける教科なのだと、解釈ができるようになりました。
今回入学した15期生や、このブログを閲覧してくださっている受験生の皆さんとも、この「気づき」を共有できる日がくるといいなと思います。