今日は春分の日。お休みの日でしたが、新中1生の交流会が開かれました。
希望する生徒と保護者の方を対象に、入学に先立って学校や新しい友達を知ろう、という試みです。密を避けるために3交代制で開かれましたが、今日、来ることができなかった新入生も心配はいりませんよ。入学式では全員が勢揃いして、新しい1年がスタートしますから。
今日は皆さんの学年主任になる岡田幸一先生がこんな話をされたので、参加できなかった人も読んでみて下さい。
『さて、新入生の皆さん。今日はよく来てくれましたね。お休みなのに。ところで、今日は何の日かは知ってるでしょうね。そう、春分の日ですね。でも、なんで今日は祝日なんだろう。先生が思うに、春分の日は大事なんです。季節の節目ですから。私たちの国は災害が多いですね。10年前の3月11日にも大変な出来事があって、季節がそこで止まってしまった人もたくさんいます。あるいはこの一年、コロナ禍といって毎日大変な思いをして暮らしている人もたくさんいる。でも、どんなに過酷な、苦しい状況であっても時は巡って来ます。
春分の日が近づけば卒業のお別れと、こうした新しい仲間との出会いがあります。それが節目としての意味です。春分の日を迎えて、私たちはまた新たな出会いをして生きていく。今日はそんな日なんです。』
今日が新中1生のみなさんにとってよき出会いの機会であったことを期待しています。
(副校長・右田邦雄)