緊急がとれた後の最初の「読書カフェ」が、さっそく行われました。
プレゼンターは、今回も、中学1年生から高校3年生におよび、それぞれが伸び伸びとプレゼンしてくれました。
今回取り上げられた本たちは、
出席者 高3:3名 中2:1名 中1:1名
プレゼンター紹介の本
高3 Mさん 「屍者の帝国」 伊藤計劃著
中1 Nさん 「こむぎといつまでも 余命宣告を乗り越えた奇跡の猫の物語」 著/tomo
中2 Fくん 「獄門島」 横溝正史
高3 Yさん 「ワンピース愛読団」 ワンピース世界研究所
高3 Kくん 「13世紀のハローワーク」 中世実在職業解説本
でした。
オンライン読書カフェも第3回となると、テイストが異なってくるところもありました。
興味深かったのは、以前までなら、「私の一冊」のプレゼンを傾聴し、プレゼンターと本との関係性を質問する場面が多かったと思います。
今回は、例えば「幸運にも保護されたペット」を語ったプレゼンターに、悪質ブリーダーの問題、ペット市場の問題、殺処分と保護等、それぞれの関心や観点から、聞き手がプレゼンターをフォローし、対話が深まっていったことが、印象に残りました。
プレゼンターの取り上げた一冊の本から、そもそも「漫画」をどう読むか?という話題の交歓になっていったことも、同じような展開でした。
「第1回読書カフェ」blogで、石黒さんが名付けた「読書カフェ」になってきたのかも…という雰囲気を体感しました。
さて、次回は、なにを気づかせてくれるのでしょうか?
校長 富士晴英
最後に 校長先生からKくんが紹介されていた「13世紀のハローワーク」。
図書室に置き、みなさんで読みましょう。ということになりました。
「私の一冊」からスタートした、座談会は読書カフェになり、みなさんで語り合い、共有できるものへとなりました。
本の紹介、プレゼンも回を重ねるごとに上手になっています。
次回もよろしくお願いします。
司書教諭 星川弘恵