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凱風快晴(校長with広報室blog)第85回「緊急事態宣言解除後の学校方針」

2020/5/25

2月29日(土)から、自宅学習期間に入った。
3月 3日(火)女子部卒業式は、卒業生と理事長・教職員のみで開催(保護者にはライブ配信)。
         理数インターの学年末試験はデータで配信し、自己採点のうえでの返信を求めた。
3月14日(土)理数インター高校卒業式も、卒業生と理事長・教職員のみで開催(保護者にはライブ配信)。
3月16日(月)中学卒業式も、同様のかたち。
3月17日(火)終了式は、ライブ配信。
4月 6日(月)始業式も、ライブ配信。
4月 7日(火)入学式も、ライブ配信。
4月13日(月)オンライン授業・LHR・面談開始。

そして、5月25日、緊急事態宣言の解除の日を迎え、学校再開の期待が高まった。
と、もちろん、承知している。

しかし、本校は、6月1週目までは、オンライン授業継続を決めた。
生徒・教職員の安全確保第一だからである。
切れ目のない学習支援は、オンラインでも、不完全ではあるが、可能である。
6月2週目から、コーチング面談(個別・三者・グループ・クラス)を、リアルでスタートさせるところから、再開することに決めた。
コーチングこそが、リアルで教育効果をあげる方法だからである。

以上を、宝仙方式と呼ぶことにした。

本校の直近の中野坂上駅周辺は、特に登下校時は、過密地域であり、一挙に日常が回復されると仮定したとき、リスクは小さくないと判断した。
大学入試の時期がいまだ不透明の現状で、なにが正しい判断なのかは、結果を待つしかない。
しかし、できることは、優先順位を明確にした判断をすることである。
本校の場合は、「生徒・教職員の安全第一」。
つぎに、「コーチングによる学習支援からリアル回復」
この「宝仙方式」で、しずかにスタートしたいと思う。

 1学期の終業式は、8月8日(土)。
 2学期の始業式は、大学入試の時期次第だが、8月20日(木)と決めた。

校長  富士晴英

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