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凱風快晴(校長with広報室blog)第59回「1学期始業式にて」

2020/4/6

緊急事態宣言の発令間近かとも報道される中、本校は、6日にon line始業式を行いました。
on lineであっても、クラス開き、個別面談を開始するに先立ち、生徒たちに新年度の担任団を紹介する必要があるからです。
ここでは、私からのあいさつを、紹介させていただきます。

 

はじめの言葉

宝仙学園中学校・高等学校のみなさん。おはようございます。
本校史上初のon line 始業式です。

みなさんがいない学校は、たいへん寂しいです。
本校は、始業式も、生徒主体。
いつもなら、共学部の中学と高校そして女子部の生徒会長が今年度の抱負をかたってくれるところですが、それもかないません。
状況が許せば、一刻も早く、みなさんと直接会って、互いの無事を確かめたい。

しかし、連絡したように、5月6日まで、本校も、休校期間を延長することにしました。
やむをえません。
みなさんの命が一番大切だからです。

そのため、連絡したように、ホームルーム・個別面談そして授業等は、on line で行います。

今後は、各学年からの連絡を待っていてください。
特に、受験生となる、高校の最高学年になった生徒については、綿密な仕上げが求められます。
意志確認・本気確認をしっかりしていきましょう。

さて、ライブの授業の再開は、5月7日です。
それまで、みなさん、どうか、無事に、そして、やるべき勉強をしっかりやれる高校生と中学生であってください。
私の口癖である「自己ベストの更新」。
だれも見ていないところでこそ、自分で問うべき心の態度です。
こういう状況でこそ、試されているのだと、気持ちを引き締めてほしい。

なお、休校期間は、約1か月。
そのうち、GWが約1週間。
つまり、約3週間が、実質的に授業ができない期間になりますね。
したがって、7月中旬に予定していた終業式を3週間延ばし、現時点では、8月8日に行うつもりでいます。
これは、本校のような、フェイスツーフェイスの関係性を、授業においても面談であっても、重要と考えている学校にとっては、とりわけ大切な措置だと、理解してほしいと思います。

ところで、みなさんにとっては、自分のクラスの担任は、どなたなのか。学年の担任団は、どのようなかたがたなのか。
お名前とお顔を、一致させたかたちで、お知らせしなければいけませんね。
みなさんにとっての、on line 始業式のメインイベントは、ここですかね。

 

おわりの言葉

みなさん。
今後の予定は、連絡したとおりですが、状況次第では、急に変更を迫られることも、あり得ます。
学校からの最新情報については、いつも確認できるようにしておいてください。
それでは、みんなと朝、正門で元気であいさつを交わし合える日が戻ってくることを楽しみにしています。
くれぐれも、無事で。しっかり、やるべき勉強はしておきましょう。
読書のチャンスでもありますね。
また会いましょう!

校長  富士晴英

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