わたしのような、なにかの道に一直線でなかった人は、その道をきわめた先生のかくかくしかじかというエピソードだけで…、表情を失います。
が、本校の教員に、まさにそういう、かくかくしかじかエピソードを、私に、真面目に、直接、語ってくれる人がいて、わが身を、省みています…
彼との問答を、一部再現します。
( 彼 ) 嘉納治五郎先生は、「精力善用」とおっしゃっいました。
(富士)…どういう意味?
(彼) つまり、(中略)、「自己ベストの更新」と同じような意味だと、自分思います。
(富士)それは、お見それいたして…申しあげそうろう…。そもそも、(以下、混濁)…
その後、自分のしどろもどろも、気になって、調べてみました。
そして、彼に、以下のメールを送りました。
「にわか」知識で恐縮ですが、そのあと、その言葉のあとに「自他共栄」と、続くのですね。
私は、これで、合わせ技一本だと思います。
自己ベストの更新は、自分を生かすだけでなく、まわりを生かすものでなくてはいけません。
自戒の言葉を教えていただいたことに感謝します。
校長 富士晴英