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凱風快晴(校長with広報室blog)第31回「『私の一冊』の集い」

2019/12/20

 理数インターは、宝仙祭という名の文化祭で、「読書プレゼン」コンテストを行っている。5年前、校長に就任した際、教員たちに「授業の中でプレゼンテーションの機会をつくってほしい」と呼びかけたとき、真っ先に反応してくれたのが、国語科。中学全学年で、愛読書を紹介するプレゼンテーションを始めてくれた。
 宝仙祭の「読書プレゼン」コンテストも、今や、司会・審査員・誘導などの仕事は、生徒主体よろしく、図書委員が行うまでに成長した。
 私は、プレゼンテーションのスキルを上達させることも、大切だとは思っているけれど、それより、読書の世界が好きな生徒から、それはなぜなのか、本と自分の人生との接点を語ってほしいと考えた。
 そこで、期末試験が終了したタイミングで、「「私の一冊」~あなたの大好きな一冊について、校長に熱く語りませんか?~雑談会」を、図書室で開催した。すると、中学1年生から高校2年生まで、19人が集まってくれた。彼ら彼女らに、自己紹介がてら、「私と本」物語を語ってもらいました。

 印象。自分の知らない本を教えてほしいと、みんなが思っていること。読書は、孤独なものではなく、語り合うものと認識している生徒がたくさんいるということ。これって、読書部とか、読書プレゼン部とか、部活にできるかも。
 年が明けたら、本番スタートです。誰が、どの本を、いつプレゼンしてくれるのかを、この日集まった仲間の中で共有し、自由参加でスタートします。ぼくも、いちプレゼンターとしてエントリーしようかな…

校長 富士 晴英

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