生徒たちと、雑談会やろう!
と、言い出した私に、面白い生徒たちをあてがってくれる教員たちがいます。
もちろん、みずから来る生徒も。
「なんでも、言いたいことを、言ってもいいよ。聞きたいことを、きいてもいいよ。」
モードで、私が始める。すると、
校長室に来た中学生は、「退学ですか?家出すると…」
あるいは、「校長は、自己ベストの更新というけど、生徒のためには、なにやってるんですか?」という中学生。
または、「この数年で、生徒増えて、どこまで増やすんですか?増収なら授業料減額するんですか?」これも中学生。
私は、個別事例に、自分の論理で応えるのが、自分の性分なので、本気で応えました。
が…、簡単じゃない。共通理解は。表情見ると…と、思います。
でも、だから、面白い!
私は、自分からは「なりたい」と思わなかった「でくのぼう」として、中学生と対話したいと思います。
富士晴英
「でくのぼう」を改めて調べてみたら操り人形のことを言うらしく「木偶の坊」と書くようですね。
お恥ずかしながら、知りませんでした。また新しい学びをしました。
校長が「でくのぼう」を志願しているので、私たちも生徒たちと一緒に、どうにか操らなければならないようですね。
突然、校長に「なんでも話して」と言われて、さらっと言えるようなツワモノはいないと思います。
私は、「何でも受け入れて聞いてくれる」という言葉を信じて、話してみては?と思っています。
心の中で思っていることは先生だからとか親だからわかってもらえる!わかるべきだ!と思っている人は沢山いると思いますが、私はそんなことはないと思っています。
なんでかというと人間は言葉を話します。心の中が全部わかるのであれば言葉はいらないのでは?といつも思ってしまいます。せっかくだから思いをアウトプットする。そのことで新しい発見があると思いますよ。
どんどんアウトプットしていきましょう!
※写真は、生徒が文化祭で作った塔(スタンフォード大学のフーバータワー)の模型です。壊すのがもったいない!と思ったらしく、右田教頭に相談。
右田教頭に校長室に持って行ったらいいと言われ、校長が受け入れた経緯があったようです。
校長室にある謎の塔にビックリした私が記念撮影。パシャリ。
校長「でくのぼう」計画進行中です。
入試広報部 石黒絵理