2日目は、ロッジからミラーレイクまでと、レイクからヨセミテフォールまでのウオーキング。
杉村さんが言うように、この行程を旅に加えたのは、右田教頭。バス移動だけでスポットをまわるだけでは、旅の楽しさが味わえないという理由からだと思います。
歩いてみると、大自然の空気も堪能でき、すがすがしい気持ちになるものです。
校長 富士 晴英
大自然ヨセミテで2日間過ごしました。
1日目はバスでヨセミテの絶景スポットに行ったのに対して、2日目は歩いてヨセミテを周りました。
暑くなる前に出発し、1時間歩いて、バスに乗って、また1時間歩く。
右田教頭が考えてくださったルートだそうです。
足が疲れだした時に、滝の水しぶきを浴びた時はすごく気持ちが良かったです。
さすが大自然ヨセミテ、ホテルでも携帯の電波が全く届きません。
携帯もつながらず、やることといえば話すことしかありません笑
そのおかげで、この2日間で9期生の生徒とたくさん話すことできました。
ヨセミテを散歩(というかハイキング)しながら生徒と話をしていたら、先生が会話に加わり、学校や受験についての話になっていました。
その際に、生徒が先生に向かって「ここのところをこうして欲しいです」とストレートに、堂々と、授業についての意見を言っていました。
生徒が先生に堂々と意見を言える…
これは生徒と先生の間に信頼があるからできるのかなと思いました。
そして、この部分が嫌だ、と愚痴を言うだけでなく、この部分をこうしたらいいと思う、と改善策を提案できるというのは、生徒が主体的に考えている証かなと話を聞きながら勝手に想像していました。
先生方は大変だろうなと案じながらも、生徒に「もっと言え!言え!」と心の中で叫んでしまいました笑
校長先生、 “知的で開放的な広場”ってこういう生徒と先生の関係も含まれるのでしょうか?
(六年間宝仙学園に通っておきながら、ぼんやりとした意味しか分かっていない卒業生に解説をお願いします)
卒業生 杉村百花
さすが、先輩。着目点がいいですね。率直に本音を語り合える関係は、信頼関係といっていいのではないでしょうか。
信頼関係こそ、「知的で開放的な広場」を活気づけるものだと思います。