西海岸。
サンフランシスコで、受験生および保護者と、個別相談の機会をつくりました。
そこでお会いしたご家族から、以下のメールをいただきました。
さっそく「帰国生インタビュー」を家族そろって拝聴いたしました。
(注:西海岸編です。ご希望の方には、その他の地域も含め、7月13日の帰国生説明会でQRコード付きのフライヤーを差し上げます)
その中で富士校長先生のおっしゃる” Beat your personal best” のフレーズにはっとしました。私も小学校から塾に通い、ライバルを蹴落とし、進学校を目指した学生の一人です。子どもにもまさにこの方法で中学受験をさせるところでしたが、校長先生のおっしゃる通り、自己ベストを目指すことこそ、個性を尊重し自主性を重んじる最良の方法だと共感いたします。
私は、こんなに率直に振り返ることができるかたは、素晴らしいと思いました。
私の返信は、次のとおりです。
私は、西海岸や東海岸の生徒と話して感じることは、他人と比べられる経験が少ないので、自分の意見を、率直に言える感覚です。
この感覚を、日本の学校は学ぶべきだと思います。
日本の学校には、勤勉、正確、礼儀等の素晴らしい文化があるので、それを帰国生には、体感してほしいと思います。
本校においでの際は、ご連絡ください。
ぜひ、お会いしたいと思います。
東海岸。
ニューヨーク日本人学校を訪問しました。
毎年、受験生がいる、素晴らしい環境の学校です。
こちらの校長先生が、柔和な笑顔で、「自己ベストの更新」という言葉を、こちらの学校の生徒たちに発信したいとおっしゃったとき、私は、嬉しく思いました。まったく異なる
教員生活をしてきたであろう彼我に、共通の教育観があることを知ったからです。
対話を続けていると、私たちのblogを読んでいただいている様子。
「次の100回をどうするのですか?」との質問に、いっしょにblogを書いている入試広報室の教職員の顔が浮かび、NYでこういう話題が出るとはと、これも嬉しくなりました。
話が大いに弾み、せっかくなので、記念撮影にいたった次第です。
というわけで、広報室から「なぐさめ、はげまし、きたえる」経験をさせてもらい、アメリカでも感じ入る体験をさせていただいたので、「校長&広報室blog 不如楽之者」101回目をお届けしました。season1は100回だったので、自己ベストの更新です。
タイトルを変えて、近日中に、season3をスタートします。
今度は、有志生徒にも参加してもらおうかなと、思案中です。
校長 富士晴英