日本一早い避難訓練を行いました。
学校で最も長くいる各自の教室から、避難場所までの最速・最短コースの確認のためです。
教員の指示を聞き分けることが必要ですが、指示を待っているだけではいけません。
自分自身で安全に避難する可能性を高めようとすることも忘れてはいけません。
今後も、教職員と生徒が協力し合って、全員が無事に避難できる方法を、真剣に考えていく必要があります。
校長 富士晴英
事後に、という趣旨の講評を行いました。
参考までに、冷静に見つめていた事務員さんからの感想を紹介します。
本日は始業式。
まだまだ緊張をみせる新入生と、新しいクラスに一喜一憂する在校生で、
いつもとは違う新年度特有の雰囲気の中、本校では避難訓練が行われました。
本校の歴史上、おそらく最速日程の避難訓練です。
あたりまえですが、災害はいつ起こるかわかりません。
1年後かもしれないし、明日かもしれないし、1分後かもしれません。
ついては、職員室までの道を覚えるより、演習室までの道を覚えるより、
何より先に避難経路を覚えることが、自分の身を守るために重要になるのです。
私は学生時代に吹奏楽部に所属していた頃に、何度も言われた言葉
「練習なくして本番なし」。(もちろん、本番がないにこしたことはないのですが…。)
災害に備えるには、準備しかありません。
避難訓練後、馴れ合いなく真剣に校長先生の話に耳を傾ける新入生の姿が、
校庭の桜が舞う中、凛々しくとても印象的でした。
事務室 藤森