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不如楽之者(校長with広報室blog)第59回「自己ベストの更新への期待」

2018/12/6

 中学生への期待は、「明るく、楽しく、一生懸命」です。
 では、高校生には。「自己ベストの更新」です。 

 12月になって、理数インター6年(高校3年)担任団が、例年のように、進学カンファレンスを、他学年教職員に、公開しました。
 1回目4時間強。2回目2時間。


※写真は第1回目6年(高校3年)のカンファレンス

 一人ひとりの志望校の検討会です。

 立ち会えた時間で確認したこと。
 成績状況に加え、個々のパーソナリティやメンタリティーを配慮している。
 つまり、個々に、課題の優先順位を策定しているだけでなく、それを、どのように伝えるかということまで、打ち合わせている。

 さらに言えば、誰が、どのタイミングで、どんな言葉をかけたらいいかを、シェアしようとしている。
 場合によっては、時間の枠を取り払って、このままで納得がいくのかと、踏み込む。
 場合によっては、あえて距離を置く。
 これらの方法は、生徒との信頼関係がなければできないと感じた。

 確信したことは、受験学年の担任は、一人ひとりの自己ベストの更新だけを考えてくれている。
 それでいいし、現場の教員の魂は、そこに尽きる。
 目の前の受験生の可能性を信じて、最善を尽くしてもらえるように、支援するのみ。

 それにしても、いよいよ受験校を決めていくにあたって準備を整えるまでに、要した時間とかけた思い…
 いろいろなことがあって、それを忍んで、この仕事をやり切る。
 受験学年の担任団は、一人ひとりが、プロフェッショナルだなと、あらためて、思いました。
 
 最後に。7期生よ。いろいろなことがあったな。
 今や、立派に、大学受験生になった君たちを、感慨深く思います。
 自己ベストの更新。それだけを、考えてほしい。
 人と比べられる必要はない。
 人と比べる必要もない。
 自己ベストの更新。
 そのための進路支援を、われわれは、したいと思っています。

                             宝仙学園中学・高等学校
                             校長   富士晴英

 

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