夏休みの終わり8月26日に行われた「平成30年度 中学生科学コンテスト」の表彰式が11月25日に行われました。
今年度は,中2から1チーム,中1から男女それぞれ1チームの併せて3チームが出場しました。
その中で中1の女子チームが実技部門で6位(188チーム中)の成績を取り、実技部門の優秀賞を受賞しました。
~科学コンテストとは~
東京都内の中学校(義務教育学校後期課程、中等教育学校前期課程及び特別支援学校中学部を含む。)に在籍する生徒が、理科・数学等の能力を競い合います。理科・数学等に対する意欲・能力を更に伸ばし、科学好きの生徒が増えることを目的としています。
また、「科学の甲子園ジュニア全国大会」に参加する東京都代表チームの選考会を兼ねています。
~競技~
□ 3人一組のチームで協力しながら、理科・数学等に関わる筆記競技と実技競技を行います。
□ 筆記競技は、理科・数学等の複数分野において、実生活・実社会との関連、融合領域に配慮した出題とし、生徒の習得済みの知識に加えて、競技に必要な新たに示された情報を統合することで課題を解決する内容とします。
□ 実技競技は、ものづくりの能力、コミュニケーション能力等を用いて課題を解決する力を競うものとします。
今年度は,正多面体を組み合わせて多面体を作り,規定の斜面から転がして進んだ距離を競うものでした。
理科担当 谷戸先生からの報告です。
生徒の感想
もともと理科が好きなので参加してみましたが、参加して良かったです。 筆記試験では二年生の範囲もあって難しかったですが、チームの中で協力や分担してやることで自分たちの力を発揮することができました。 また、実技試験でも役割分担をしたり意見交換を素早くしたりして効率よく進められ、いい結果が出たので良かったです! あと、科学コンテストに参加したことでチームの仲が深まったと思います! 小石川中に僅かな差で負けてしまったけど、初めての参加で結果を残せてとても嬉しかったです!来年も参加します!(R.H)
私は理科が得意で今回「科学コンテスト」という存在を知り参加しました。筆記試験ではまだやっていない範囲の問題も出題され苦労しましたが、全力で取り組むことができたと思います。実技部門では3人で役割を分担し、その結果がこのような形で反映されてとても驚いています。表彰式ではかなり緊張しましたが、表彰状とメダルをもらった時には喜びが溢れそうでした。高校生の英語プレゼンを聞き、イントネーションや発音が外国人並みで感激しましたが私もいずれあんな風になるのかなと考えると少し不安になります。今回は実技部門で優秀賞を獲得できたので来年もまた参加し、今度は総合であの壇上に上がれるよう努力していきたいと思います。(R.M)
最初『科学コンテスト』というものがあると聞き、気になって出ようと決めました。でもまさか実技で表彰されるなど思っておらず、実際、「全体で半分以上行けば満足」といった感じでした。しかし、いざやってみると、筆記はまだ習ってないところもありぼちぼちでしたが、実技では他校の二年生に三点差まで追いつくことができました。その時は本当に嬉しく、「表彰されたらいいな」と思っていたら案の定表彰されることになったので、嬉しくてたまりませんでした。 表彰式は、本当にたくさんの経験ができました。特に西成教授の話は本当に聞けてよかったと思いました。話も面白かったですし、勉強に関することを教えていただき本当にいい経験になりました。 また、高校生の英語プレゼンもすごかったです。発音良いしペラペラだったし、あんな高校生に3年後なれるかどうか心配になってしまうほど上手でした。 来年もまた出場して、筆記でも上位を目指し、実技も安定の上位をとって、総合ランクインを目指したいです!(M.H)
1年担任 馳川 祐子