私の「校長 DE SHOW」へのアンケートコメントで、気になった1枚です。
「おそらく、中学受験のために小学校で遊べたこと、友達づくり、ふざけ合い、何かを捨ててきたことは否めません。それを満たすような、中学校は公立の義務教育と異なるところ、圧倒的なところ、アピールをお願いします。校長先生のSHOW楽しく拝見しました。その意志が、先生方がどのように具現化しているか?教えてください。」
さて、アンケートのコメントへの返信です。
最初の問いは、私が答えます。
結論。捨てる必要ありません。
いや、おそらく、本人は捨てていないと思います。
それらは、子どもの本質ですから。
(おとなになっても、捨てられません。私の場合…)
むしろ、それらを、生かしたいですね。
どのように生かすことができるでしょうか。
一般的に、学校には、「生徒心得」というのが、あるように思います。
私は、「知的で開放的な広場」を標榜する本校には、「学校心得」ともいうべきものが、あってもいいなと思っています。
それは、もちろん、「明るく、楽しく、一生懸命」に、「自己ベストの更新」を目指すことです。
その心得のもとに、生徒も、卒業生も、教員も、保護者も、集う。
もちろん、受験生も。
面白い失敗談を、共有できるところ。
そして、もう一度、チャレンジしてみようかなと、思えるようになるところ。
互いを生かし合う仲間がいるところ。
そんな学校をつくりたいと思っています。
その学校が、入学者にとっては、母校になるのですから。
宝仙学園中学高等学校 富士晴英
さて、それでは、広報室のみなさん。
出番ですよ。
あとは、よろしく。