最後は、理数インター高等部。
荻嶋あつみ先生プロデュースです。
※髪を切ってしまいました。
12年前に理数インターを立ち上げたときは、私が「知的で開放的な広場」という造語をするとは思っていなかったし、そもそも校長になるとも思っていませんでした。
伸学率とでもいうのでしょうか、特に中学受験は難易度が高くないらしいのに、大学合格実績に見るべきものがあると、外から言われるようになったのは、私が校長になる前からです。
匠の業師たちは、そんなこととは関係なしに、起動していました。
この人たちは、時に気難しく、時に子どものようなマインドセットです。
「進学校と自称するところに、面倒見がいいなんて言っている学校はない。」(と、おっしゃる進路支援部長が、興じれば、最後まで生徒との対話を楽しんでいますよね…)
アメリカ研修旅行のスローガンは、1期生のときから、「大人の旅をしよう」。(一番無邪気に楽しんでいるのは、教頭先生。あなたですよね…)
このギャップ。
クールにしてホット。
カジュアルなのにデリケート。
言葉にしきれない魅力を、託しました。
こっちは、難易度高いよ!
すると、これは、来た!来ましたね…。
表紙の生徒のポジションから、リズムを感じます。
卒業生たちと職人たちとの座談会。
どうですか、みなさん。部長の表情を見れば、すべておわかりですね。
そして、13~14ページ。
教頭の表情。もはや、言葉はいりませんね。
荻嶋先生。さすが、アーティスト。内面を表現しています。
宝仙学園中学・高等学校
校長 富士晴英