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第93回 生徒Blog『私にとってのアメリカ研修旅行』

2018/6/19

私にとってアメリカに行くことは小学生の頃からの夢の一つでした。
この学校を選んだ理由としてアメリカ研修旅行があったことは言うまでもありません。
海外旅行未経験であることはおろか、長時間のフライトの経験もないと言っても過言ではない私は、アメリカ研修直前はワクワク感よりも緊張や不安の方が大きかったです。
洋楽やアメリカのドラマが大好きだった私が思い描くアメリカのイメージといえば、キラキラした最先端の流行や、大量のジャンクフード、華やかなパーティーといったような非現実的なものばかりでした。海外経験のある友人から話を聞くと日本のいいところとして公衆衛生の良さや、治安の良さなどを教えられていました。そして、実際にアメリカに行ってみると、私はアメリカの良さはもちろんのこと、日本の良さも再発見することができました。
まずはアメリカのいいところとして(特にスタンフォードの)人々がおおらかで優しいということを感じました。
先述したように私は海外経験がないので、ドルやセントの存在は知っていても実際に扱うのは難しく戸惑っていたところ、レジの人がお釣りを渡す際に「これが25¢で2枚あるから50¢で、一番小さいこれが10¢で、あと、これが1¢が4枚だからちょうどだよ。」とわざわざ手で一枚一枚確認しながら渡してくれました。

また、スタンフォード大学内でスカベンジャーハントを行った際、道を尋ねるとわざわざパソコンを使って調べてくれるなど、とにかく優しい人たちで溢れていました。
日本よりも犯罪が多い国だからもっと冷淡な人が多いのかと思っていましたが、そんなことはなく、むしろ日本よりもいい人がたくさんいるかもしれないと思ったくらいです。
日本のいいところとしては治安の良さが挙げられます。
当たり前のことだと思うかもしれませんが、日本に帰ってきて一番に強く感じたことでした。
一週間近く常にバックに気をかけながら生活していたせいで、日本に帰ってきてからもその癖が抜けず、今までスリの被害に遭ってないことが不思議に思えるくらい、自分はいかに無防備な格好で過ごしてきていたかと気づきました。
他にも日本の食事のおいしさやアメリカの広大さなどたくさんのことをこのアメリカ研修で私は学ぶことができました。
アメリカに行く前に思っていたよりも何十倍も素晴らしい素敵な思い出が作れて本当に楽しかったです。

この経験を土台に、このあと続く宝仙祭や大学受験に向けて頑張りたいと思います。

  

共学部 高校2年 M.N

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