昨日、5年生はアメリカ研修より帰国しました。
スタンフォードでのプレゼン、ヨセミテでの自然体験、そしてサンフランシスコでの異文化体験。
それぞれについては「生徒ブログ」でも順次紹介されることでしょう。
うれしい話をひとつ。
飛行機が成田に着陸した直後、いつもの機内アナウンスが流れました。
『安全のため、飛行機がゲートに到着してシートベルトの着用サインが消えるまでシートベルトを締めたまま
お席についてお待ちくださいますようお願い申し上げます。』
やれやれ、やっと日本に戻ってきたな、と思ったときにさらにアナウンスが続きました。
『宝仙学園高等学校の皆さん。アメリカでのプレゼン、お疲れ様でした。
アメリカでの体験はいかがだったでしょうか。この旅行がこれからの皆さんの人生の糧となりますことを願っております。』
期せずして機内からは大きな拍手が。
そしてアナウンスはこう締めくくられました。
『もし次回、機内でお目にかかることがありましたら、その時はどうぞ私たちに英語で話しかけて下さい…。』
何とも粋なアナウンスでした。
サービスの質が悪いとか、とかく文句を言われることが多いユナイテッド航空ですが、今回の計らいはちょっとしたホスピタリティを感じました。
そしてそのメッセージは、研修を終えたばかりの生徒にとってまさにうってつけのものでした。
高等部教頭・右田邦雄