24日、中学の入学者説明会を行いました。
午前中は学力テスト。午後から説明会。
受験生だった新入生間近の12歳たちは、お疲れだろう。同級生と仲良くやっていけるかなと、心配もしているかもしれない。
ということで、説明会の後は、チームビルディングのアクティビティを行い、打ち解けてもらう機会を、さっそくつくりました。説明会では、いつものように本校生徒たちがマイクを握り、もうすぐ始まる学校生活へのアドバイスをしてくれました。
その中で多かったのが、「提案したり、やってみたいと思うことを、実行させてくれる学校です」という趣旨のコメントでした。
ということなら、新入生のみんな。4月の入学式までに、この学校で活躍してみたいことを、考えてみようよ。
もちろん、学校以外の場所でチャレンジしてみたいことがあれば、提案してみてほしいと思います。
とにかく、思ったこと、考えたことを、表現してほしい。
言語表現でもいいし、身体表現でもいいし、君ならではの表現も歓迎です。
そのとき、大切なことは、相手の表現も、傾聴しようとすることです。
共感できる場合も、そうでないところを残す場合も、そこからが対話のはじまり。
人間関係のはじまり。
それが自然体でできるようになるように、いっしょに努力しよう。
宝仙学園中学・高等学校
校長 富士晴英
追伸
当日、入学者と保護者に、アンケートへの協力をいただきました。
本校入学を決めた理由として、入学者本人の記載欄に、希望していた学校と縁がなかったからという趣旨の文字もありました。
12歳なのに、傷ついている…
これは、本校とても、同じ状況をつくったであろう…
では、本校にできることは。
ご縁のあった生徒と、いっしょに努力することです。