学校行事。
かならずあるのに、かげが薄いのは、このあたりかな…
と、校長になって、式次第に、「校長講話」と書かれている教職員用回覧を見たとき、思いました。
この気まずさから、降りたいなぁ…
そこで、
本校の終業式は、生徒会長が学期総括。これが、いい。
その後、やおら、校長が登壇し、短いスピーチ。これは、まずまず? でもないかな。
メインは、校内外アクテビティや部活の表彰。
なかんずく、彼女や彼らへの、インタビューです。これぞ、お楽しみタイム。
私は、成長まっただなかにある人物たちに、マイクを持つチャンスを提供することが、おとなの責任だと思います。
教員は、それができる仕事です。
こうして、かげの薄いはずの学校行事が、盛り上がると思っています。
「知的で開放的な広場」。
目指しています。
宝仙学園中学・高等学校
校長 富士晴英