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ニュージーランド研修便り⑧

2017/8/9

学校を離れ、今日からはニュージーランドの自然体験に出かけます。オークランドからバスで南へ1時間走ると、周りは緑の牧草地。日本とはすっかり違う車窓の景色になります。もっともニュージーランドらしい眺めとも言えるでしょう。8月のオークランドは冬の終わりから春に向かう季節。今日は今季最も暖かい1日でした。牧場の緑も今が一番青々としています。そして今はちょうど仔羊が産まれる時期でもあります。

ワイカトという地域にあるLakewood Lodgeを訪れています。ここはファームステイ型のアクティビティ体験施設で、キャンプ生活をしながら自然体験が楽しめます。好天に恵まれた今日はモーニングティーのあと、乗馬体験からスタートです。騎乗帽をかぶり、サドルに跨り、馬のお腹を拍車で蹴れば出発です。手綱を引いて馬を左右に導きながら、パドックを往復しました。

 

次はカヤックです。パドルの操作を習い、ライフジャケットを着けると、裸足になってカヤックを川岸まで運びます。くるぶしまで泥に埋もれながら、やっとの思いでカヤックに乗り込み、まずは池でパドリングの練習。そしていよいよ川に出て、流れを遡ります。しばらくすると大きな湖に出て、広々とした絶景が目の前に広がります。泥だらけになった価値があるというものです。

  

ランチの後は楽しみのフライングフォックス。ロープに滑車をつけて、池の上を滑り降ります。スタート台から飛び降りるスリルと、風を切る爽快感は病みつきになります。

  

 

さらには命綱をパートナーに託してのウォールクライミング。11mの高さを登りきった男の子もいました。

ここでは食べ残しを羊などの動物にあげたり、部屋に虫が飛び込んできたり、夜は南十字星を眺めながらのキャンプファイヤーと、様々な自然体験ができます。裸足で外を歩くのが初めて、という生徒も顔を引きつらせながら泥まみれになっていました。

虫が嫌だから部屋で寝られない、という泣き言も聞かれました。シャワーは雨水を使って、1人3分厳守です。女の子からは悲鳴が上がりました。いずれもキウィの人たちにとっては、小さい時から当たり前としてきたことですが、都会生活を知る我々には苦行です。

しかしこの研修の目的の一つは、不自由を体験してそれを楽しむ、でした。ホームステイ然り、です。不慣れな環境に適応しようとする体験は、精神的な成熟を育んでくれます。今日はまさにそんな体験をした1日だったと思います。

(共学部高等部 教頭 右田 邦雄)

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