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ニュージーランド研修便り⑥

2017/8/7

 

このブログをウェリントンからオークランドに戻る機内で書いています。
昨日から二日間、駆け足で首都のウェリントンを訪れました。

ここには2人の宝仙キウィが留学しています。1人は女子部のAさん、もう1人は共学部のB君で、2人とも高2生です。
Aさんはこちらに来た当初は慣れない生活にホームシックにもなり、ずいぶん心配しましたが、いまではそれが嘘のように元気な様子でした。
「300人程度の小さい女子校で、皆んなが知り合い」という環境が良かったと話します。
話しかけやすい距離感が幸いし、気づいたら友達が増え、ホームシックも忘れていた、といまは話せます。

B君も最初の3ヶ月くらいは友達もできずに苦労しました。
「何かを変えなきゃ」と一大発起し、自分から前へ進むようにしたと言います。
バドミントンのクラブにも加わり、いまは哲学研究会にも誘われているとか。
留学前には英語を話すことさえ恐る恐るだった彼が、先生の質問に堂々と受け応えしている姿に逞しさを感じました。
しかし、見違えるようだぞ、と冷やかすと、「いやあ、今のままでは日本に帰れません。まだまだ英語だってだめですから。」と向上心も覗かせてくれました。

通学時間も短く、こちらでは3時過ぎに学校が終われば、あとは自由です。
自分の時間がふんだんにあります。自ずと自分と向き合う時間も多くなります。
その時に、自分は何をしにここに来たのだろう、と自問自答するなかに成長の糸口があるような気がします。

担当の先生も仰っていましたが、自分から「変わらなければ」と気付く留学生は伸びます、とくに最後の数ヶ月の成長は眼を見張るほどです、と。
恐らく2人に共通するのもその姿勢でしょう。考えてみれば自分を内省的に見る時間など、なかなか日本では忙しすぎて持てません。
それは日本や家族、友達を離れることで与えられた、とても贅沢な時間かもしれません。

久しぶりに2人に会い、確実に成長している姿を見て私も励まされ、いいお土産をもらったと感じながらオークランドへの帰途につきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

右田 邦雄 (共学部 高等部教頭)

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