昨日、全校生徒とともに、創立者である先生の忌日法要を執り行いました。
生誕142年。遷化62年という歴史的人物です。
書きのこされた、いくつかの書から、建学の精神に思いを馳せるというかたちで、話をしました。
その中で、1点だけ、紹介させていただきます。
「実相」
仏教で、真実という意味を持つ言葉ですが、ありのままの姿という風味があるように感じます。
現世や現身の肯定という力強さを、私は、感じます。
教育にとって、最も重要なことだと感じます。
宝仙学園は、ほどなく90周年を迎えます。
出会うことができたご縁を肯定し、互いの成長を促しあうような関係を、より多くの方とつくりたいと思います。
宝仙学園中学・高等学校
校長 富士晴英