6月1日から、理数インター5年生(高校2年生)が、アメリカ研修旅行に行ってきます。
研修旅行委員長と副委員長を務めるリーダー生徒から、挨拶文を求められました。
以下に再録します。
「いざ、行かん! SF&STANFORD」
理数インター高等部の看板行事である。理数的思考力に基づくコミュニケーション力と、プレゼンテーション力の育成という学校コンセプトの実践の機会である。したがって、1期生以来、継続している行事である。
恒例行事である。だがというか、だからというべきか、毎年、前年度までの行程や方法を見直し、改善を図っている。
今年のイノベーションのポイントは、まずは、スタンフォード大学でのプレゼンテーションである。4年生のときから、1年間かけて準備を重ねてきた。次に、大学側の基調講演の充実である。具体的には、生徒が複数の講演者から自分の聴きたい講演を、主体的に選択できるようにしたことである。
現地では、グループを4つに分け、2会場で同時展開することで、時間を大幅に短縮する。増えた時間を利用して、大学をより深く理解するキャンパスツアーを実施する。
もちろん、SF自主研修やヨセミテ散策も、待っている。
さてさて。いざ、行かん!
先輩たちの中には、学校として用意したプログラム以外のアクティビティにチャレンジしたパイオニアたちもいたことを、われわれ教員は誇りに思う。
そして、帰国後は、後輩たちに伝えてあげる仕事が待っているぞ。
宝仙学園中学・高等学校
校長 富士晴英