私が以前デンマークに留学していたときに一緒に勉強していたときの友人が来日していまして、「ぜひ日本の学校を見学したい」ということで学校に来ました。
彼はタンザニア人です。タンザニアはアフリカの東部にある国です。とても有名なセレンゲッティ国立公園があります。ライオンなどよく見るアフリカのイメージ通りの国です。
日本に来るためのビザを得ることは困難なことなので、せっかく日本にいるのならばタンザニアについて語ってもらいたいと思い、快く中学2年生の英語の授業を1時間使って特別に授業をしてもらいました。授業の最初、中学1年生も参加していました。
生徒たちにアフリカについてのイメージを英語を使って考えてもらい、発表してもらいました。頑張って語っていましたよ。
授業が終わり休み時間、1年生の教室の前に行ったら自発的にコミュニケーションをとっていました。これぞ理数インター!!
正直、こんなにも生徒からから話に行くとは思いませんでした。
いつも行っている学校案内も英語でしていました。
また英語科の先生以外も多くの教科の先生方が英語で会話を楽しんでいました。
女子部でも、授業見学させてもらい先生方をはじめ授業を英語で進めてくれました。生徒も快く受け入れていました。
今回は女子部では授業をすることができませんでしたが、女子部の生徒も興味を持ってお話を楽しんでいました。
女子部の生徒もたくさん質問していました。みんな英語でコミュニケーションとれていました。
またこのような機会があるのでは!?
タンザニア人の母国語はスワヒリ語。
私たち日本人の母国語は日本語。
英語をいう共通言語をお互い違う国で学んでお互いのことを知ることができる。なんて素敵なことなのでしょうか。
ただ「人に興味をもつ!」そこから学ぶことがたくさんあるのではないかと思います。もちろん完璧な英文法学ぶことも大事ですが、間違うかもしれないという気持ちに怯えて話さないことより、間違っても恥ずかしがらず表現する。そして間違いに気づいたら次回から直す。
そうやって成長していけたら良いと思います。人間には間違いはない!そんなほっこりした気持ちになれた一日でした。
多くの人に感謝します。
入試広報部 情報科 石黒絵理