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校長blog第37回「ある受験生保護者との交信」

2017/5/4

先月末、「突然の手紙ですが…」という書き出しの封書をいただきました。

2月の入試日。受験生たちが試験に取り組んでいる最中に、待合室でお待ちの保護者のみなさんに、

私が語りかけた話に関連する内容でした。

引用させてください。

「子どもを受験に向かわせたのは親なのです。合否の責任なんて取らせないでください。頑張ってきて

受験当日迎えられたら、もうそこがハッピーエンドなんですよ…」という私の話の後に、試験を終えた

我が子を出迎えたこの保護者の方は、「よく頑張ったね。もうそれだけで、嬉しいよ。」と言ってあげ

ることができ、お子様もほっとした様子だったとのこと。

光景が、目に浮かびます。

ちなみに、この受験生は、第一志望校(他校)に合格し、入学したとのことです。

おめでとうございます。

私の返書も、引用します。

「ご丁寧なお手紙を頂戴し、有り難うございました。ご縁が間接的にせよ、あったことに感謝します。

お子様、保護者様、私(ども)と、それぞれの持ち場で、子供たちの未来のために貢献できることを、

それぞれに模索し、成長していきたいと願っています。お子様も含め、再会する機会があれば、声をか

けて下さい。」

宝仙学園中学・高等学校
校長 富士晴英

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