1年間にわたって活動してきた実行委員会の最終ミーティングが、2月27日放課後、「知的で開放的な広場」の成員である、生徒・教員・卒業生・保護者それぞれの代表が集って、開催されました。
1年を振り返って、実感しているのは、生徒の積極性です。
今月の出来事を振り返っただけでも、18日に行われた英語プレゼンテーション・コンテスト。1年生による ‘Fly Soup’。個性豊かに、役になりきってのスキット。大笑いさせてくれました。これは、グループワークによるアクティブラーニングを行っている教科「理数インター」と、4技能を駆使する英語の授業の賜物です。自信がなければ、こんなやんちゃな寸劇にはならない。
4年生によるメッセージ性あふれる言語と身体による総合表現。それ を論評するのはグローバルコース生。ともに堂々としていて、見ほれさせてくれました。この素敵なしかけをつくったのが、今年発足したプレゼンテーション部の生徒たち。
25日に行われた生徒会立候補者の演説会。いろいろな主張はあれど、「自分こそが、生徒代表になって、学校を変えていきます!」というアピールが続きました。伸び伸びしていて、すがすがしさを感じさせてくれました。
この生徒たちとなら、できます。「学校改革委員会」。仮称ですが、生徒・卒業生とともに、学校を、もっと「知的で開放的な広場」にしていきたいと思います。
そんな話を、この会の締めくくりに、述べました。
2017年2月28日
宝仙学園中学・高等学校
校長 富士 晴英